高野山で奥の院や金剛峰寺などの御朱印!生身供の見学で貴重な体験!

和歌山

和歌山県北部に位置する高野山。

高野山は全国にある高野山真言宗の総本山であり、日本仏教の聖地のひとつです。

今回は、世界文化遺産にも登録されている、高野山の御朱印などをご紹介します!

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私が頂いた高野山の御朱印

高野山は、「壇上伽藍(だんじょうがらん)」と呼ばれる根本道場を中心とした宗教都市ですので、寺院の数も100を超えます。

御朱印だけでも百何十種類もあるのだとか。

とても、全てまわりきることはできません。

3日間の滞在中、行きたいところを中心に、御朱印をいただきました。

奥の院

根本大塔

金堂

金剛峰寺

大師協会

霊宝館

大徳院・徳川霊台

女人堂

密厳院・苅萱堂

私が参拝したのは、開創1,200年の年でした。

それぞれのお寺で、御朱印にこのようなしおりなどを挟んでいただきました。

お寺や施設により、参拝時間や拝観料が異なりますので、事前に調べてから行かれることをおすすめします。

私がいただいた御朱印は、全て300円でした。

高野山金剛峯寺の御朱印帳

本当は、開創1,200年記念の杉か檜の高野霊木のものをいただこうと思っていました。

実際手に取ってみると、かなりの重さがあったので、表紙に曼荼羅が描かれているこちらをいただきました。

高野山について

高野山とは、平安時代に弘法大使空海が真言密教の根本道場として開いたのが始まりです。

標高約900m、海抜約1,000mの山の上、山上盆地に広がっているため、天空の都市とも呼ばれます。

その地形は、東西に約6km、南北に約3kmにもなります。高野山という山があるわけではなく、これらを総称して高野山と呼びます。

奥の院

高野山の二大聖地のひとつです。

なかでも、弘法大師御廟(ごびょう)は聖域と言われています。

たいへん厳かで神秘的な雰囲気で、聖域だということを、肌で感じることができます。

約2km続く参道には、樹齢約700年の杉の木が並びます。

参道の両端には、豊臣秀吉や武田信玄をはじめとした多くの歴史上の人物のお墓や供養塔が立ち並んでいます。

継承される寛容さ

生前は敵同士だった歴史上の人物のお墓が近くにあったりして、「大丈夫なの?」と、無駄に心配をしてしまったりもしました。

後で聞いたところによると、高野山は、約1,200年以上受け継いできたものとして、「寛容さ」があるのだそうです。

何かというと、宗教や生前の様々なこと、民族などの違いなどは関係なく、全てを受け入れる、という精神なのだそう。

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私は、この部分にたいへん感動しました。

その精神は、あえて口に出さずとも、高野山の僧侶をはじめとしたみなさんにもきちんと継承されていて、それが自然と態度に表れている、そんな心地よさをいろんなところで感じました。

生身供(しょうじんぐ)を見学

弘法大師空海は、「今も瞑想を続けられている」と言われているため、食事を作りお供えをします。

この1,200年もの間、毎日続けられてきた儀式です。

これを「生身供(しょうじんぐ)」といい、6時と10時半の1日2回行われています。

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こちらは見学が可能とのことで、朝6時のものを見学し、朝のお勤めにも参加させていただきました。

とても貴重な体験でした。

弘法大師空海へ出来上がった食事を届けに行く準備中

壇上伽藍

壇上伽藍は高野山の二大聖地のひとつです。

弘法大師空海が開創の際、いちばん最初に着手し、塔やお堂を建立された場所だといわれています。

その壇上伽藍は、胎蔵界曼荼羅の世界を表しているのだそうです。

真言密教の根本道場のシンボル「根本大塔」をはじめ、19の建造物が立ち並びます。

金堂や中門など、たいへん見ごたえのある場所です。

アクセス

【電車の場合】
「天下茶屋駅」または「なんば駅」から、南海高野線で「極楽橋駅」まで行きます。
和歌山・奈良方面からの場合は、「橋本駅」で乗り換え、南海高野線で「極楽橋駅」まで行きます。
「極楽橋駅」からは、ケーブルカーで「高野山駅」まで、約5分です。
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【車の場合】
大阪方面から
南阪奈道路の羽曳野ICで下ります。
国道170号線で河内長野の上原町交差点を国道371号線へ。橋本市から九度山町を経由し、国道370号線、480号線で高野山へ。

南紀方面から
国道42号の秋津町交差点から県道29号で龍神方面へ。国道371号(高野龍神スカイライン)で高野山へ。

高野山からの観光方法

車やタクシーで観光する、ということでなければ、バスが出ています。

南海りんかんバスは、高野山駅から主要スポットを巡り、文化財のそばに停留所があるため便利です。

高野山駅から女人堂までの林道は、南海りんかんバスの専用道路です。

歩行者も、車両も通行できない南海りんかんバスのためだけの道路なのだそう。

季節によって表情を変える自然も楽しむことができます。

19時台または20時台が終バスとなりますので、事前確認しておくことをおすすめします。

最後に

いかがでしたか?

日本仏教の聖地、世界文化遺産でもある高野山。

あまり予備知識もなく行き、その見事さ、その土地と人の気持ちよさや雰囲気に、すっかり魅了されました。

ぜひ、お参りされてはいかがでしょうか。

よしだとしこ
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