特徴的なダルマの御朱印で人気のある恵運寺。
2月2日は「ニンニン」ということで、忍者にゆかりのある恵運寺では限定の御朱印が配布されています。
2月14日と2月22日は特に限定の御朱印があるとのこと。
なんとか2月22日に時間が取れたので、御朱印を頂きに行ってきました。
ちなみに、2月2日から28日まではニンニンにちなんで、忍活と妊活の限定の御朱印があります。
そして、2月14日は「くのいち」の限定御朱印もあるそうです。
今回は、忍者の日限定の御朱印とその時に限定の御朱印帳がありましたので、注文してきました。
御朱印帳はのちに配送していただきました。
恵運寺の御朱印
限定の御朱印(300円)
忍者の日限定の御朱印 1000円
禅語赤達磨の御朱印 莫妄想 1000円
願掛け地蔵尊の御朱印 1000円
オリジナル御朱印帳に書いていただいた御朱印。
忍者らしく抑えめにうすめの墨の色が粋な感じですね。
恵運寺のオリジナル御朱印帳
破邪六方手裏剣と秘蔵十一面観世音菩薩の二冊があり、どちらも素敵な御朱印帳でしたが、忍者好きなので手裏剣にしました^^
破邪六方手裏剣の御朱印帳 2000円(送料360円)
御朱印の授与所は庫裡でいただきました。
沢山の人でにぎわっていて驚きました。
午前中は特に沢山の人が来ていたようで、3時間待ちになっていた時もあったようです。
夕方になると落ち着いていたみたいでしたので、慌てない方は夕方に行ってみても良いかもしれません。
この日は夕方の6時まで御朱印の配布をしていただけると言っておられました。
恵運寺のアクセス方法
- JR和歌山駅または南海和歌山市駅より和歌山バス48系統 寺町バス停すぐ
- 日赤医療センター前経由バス 日赤医療センター前バス停から徒歩5分
駐車場もありましたので、お車でも大丈夫です。
和歌山西国三十三ケ所観音霊場 第十番札所
座禅やヨガも。
中でもお参りをさせていただきましたが、ここでもお参りをしました。
スタンプが置いてありました。
地蔵堂と庚申堂
宝来稲荷社
御朱印の張り紙があるので、すぐに分かりました。
恵運寺について少し・・
正式名 大寳山恵運寺(だいほうざん えうんじ/えいうんじ)
御由緒
江戸時代の初期、元和年間紀州藩の初代藩主となった徳川頼宣が入封された時、追随して紀州入りした家臣の山本図書正春が、祖父長昌のために禅宗の寺院、長昌院を建立をしたのがはじまりです。
同時期に紀州入りしていた、天厳玄達大和尚が開山者となりました。
さらに、頼宣公の広厳無窮と天下泰平長昌のため、長昌院広厳禅寺と名を変え、さらに寛政元年に、現在の恵運寺と名を変え、現在に至っています。
山本勘助の祖、山本家ゆかりの寺院として、また、近年では紀州忍者の寺院としても知られるようになっています。
本尊十一面観世音菩薩
ご本尊にあたる、十一面観世音菩薩は、新田義貞が自らの守り本尊としていた小さな金の仏が胎内仏になっているとされています。代々、絶対秘仏とされています。
宝来稲荷社
宝来稲荷社は、不思議な由来を持っているお稲荷さんです。
20センチほどの白いキツネの上に立ち、宝珠と稲穂を持った老人の形をした宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)の像が祀られています。
江戸時代までは本堂に祀られていたとされますが、明治になって発令された神仏分離令によって、人目に付かない古い社(やしろ)内に移されていました。
2009年副住職が社を掃除していたところ狐の左耳を見つけて、修復をしようと話してた際、見知らぬ男性が寺院に立ち寄り、トラックの荷台に積んでいた社を寄進していき、さらに土台石も寄進され、2011年に新しく建立された社で法要が行われました。
そのことを機会に、毎年5月第3日曜日に開帳を行っているそうです。
名取三十郎正澄の墓
名取三十郎正澄(なとり さんじゅうろうまさずみ)は、日本の忍術の集大成ともいわれ、三大忍術書のひとつである「正忍記」を記した、徳川頼宣の軍学指南役だった軍学者です。
名取三十郎正澄の墓は、ごく最近の2013年に発見されたものです。
子どものころから日本の忍者に関心を抱いていた、イギリス人作家であるアントニー・クミンズ氏の指摘よって、調査が行われたところ、供養塔の中から墓石と位牌が発見されました。
その後、名取氏の縁者の立会いの下、開眼法要が行われて一般に公開されています。
珍しい「忍者のお墓」として、注目を集めています。
さいごに
和歌山市の中でも、寺院が並ぶ通り、寺町通の吹上にあります。
忍者の寺、そして開運寺としても知られていて、学業成就を祈願するために参詣する学生も多いお寺です。
インパクトのある達磨の御朱印や限定の忍者の御朱印などで県外からのファンも多く、混雑しない時間に行くなら朝一か夕方4時以降がおすすめです。
2017年は6時まででしたが、前日までに何時まで御朱印が頂けるのか確認して見てくださいね。