建長寺(鎌倉五山巡り③)の御朱印!時間や見どころなどをご紹介!

神奈川

3番目のお寺の前に、今回は巡礼で御朱印をいただく際の簡単な注意事項のお話です。

実はお寺さんによっては、巡礼の御朱印は種類が違うということもあります(例えば、鎌倉の場合にはこの五山巡りの他に、鎌倉三十三観音巡りや、七福神巡りなど)。

なので、御朱印帳を出す時は、その巡礼の名前を告げてからお願いすることをおすすめします

今回の場合は「鎌倉五山です」とお伝えすると丁寧ですね。

さて、いよいよ鎌倉五山第一位の建長寺です。

臨済宗建長寺派の大本山ということもあり、とにかく広大で美しいお寺です。

定食屋さんでよく目にする「けんちん汁」は、実はこの建長寺が発祥だと言われています(諸説あり)。

五山巡りもちょうど半ば。ここで時間の調整もしてみて下さいね。

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建長寺の御朱印

  • 御朱印代 300円
  • 拝観料  500円

正式名:巨福山建長寺

建長5年(1253)、熱心な仏教信者であった鎌倉幕府の執権・北条時頼の手により、南宋の渡来僧「禅僧蘭渓道隆」を開祖として創建されました

  • 御参拝時間 8:30~16:30
  • 御朱印の授与時間 参拝時間と同じ

建長寺のアクセス方法

【電車の場合】
JR横須賀線「北鎌倉駅」より徒歩20分
【バスの場合】
大船駅または北鎌倉駅より江ノ電バス 鎌倉駅東口行き 「建長寺」バス停 目の前
【車の場合】
駐車場あり(有料)

建長寺の見どころなど

浄智寺から再び鎌倉街道に戻り、鎌倉方面へ進むと、やがて道はゆるやかな坂となり、10分程歩くと外門にたどり着きます。

外門から入ると広い駐車場となり、鎌倉学園を左手に見ながら横切ると、総門にたどり着きます。

この門をくぐるとすぐに受付があり、ここで拝観料を払ってから入ります。

こちらのお寺、とにかく大きい!

そして、いつ訪れても、キレイに掃除されていて、凛としています。

昔は「建長寺」という隠語があって、意味は「掃除の行き届いている様子」だそうです…全くごもっともな言葉だな、と、訪れる度に感じます。

三門(こちらも山門ではなく三門)から進んで、仏殿へ。早速、お参りをします。

建長寺は前出の通り、臨済宗建長寺派の大本山です。

建長5年(1253)に、五代執権の北条時頼により創建されました。当時、建長寺がある山ノ内というエリアは「地獄ヶ谷」などと呼ばれる処刑場でした。

そのため、そこには心平寺という地蔵菩薩を御本尊とするお寺が立っていました。

その関係から、建長寺の御本尊も、とても珍しい地蔵菩薩です。

とても時代が感じられる、室町時代に作られた地蔵菩薩坐像が優しく見守ってくれています。

お地蔵さんは、人間をいろんな苦しみから救ってくれるそうですよ。今の時代にこそ必要な仏様だな、といつも思います。

お参りを済ませたら、続いてすぐ後ろにある法堂へ向かいます。

災害で何度か建物は失われていますが、創建当時の伽藍配置を残して、総門から三門、仏殿、法堂、方丈が一直線に並んでいるのも必見です。

法堂は江戸時代に建てられたもので、鎌倉最大級の木造建築です。

千手観音もすごいのですが、修行中のお釈迦様を表したという釈迦苦行像のレプリカが祀られていて、こちらのインパクトがすごいです!

さらに天井には、鎌倉出身の画家である小泉淳作筆の雲龍図。

こちらもすごい迫力です。

初めて訪れた時には、あまりの張りつめた空気とこの坐像に、鳥肌がたちました。

今でも、少しソワソワしてしまいます。

こちらもしっかりお参りをして、少し境内を散策します。といっても、こちらも広大なので、じっくり見学するとかなり時間がかかってしまいます。

なので、見える範囲をぐるりと回る程度。

それでも、夢窓疎石作の庭園がある方丈や、建長寺創建当時から残っている梵鐘など、魅力的なスポットがてんこもりです。

最後に、総門の近くにある朱印所で3つ目の御朱印をいただいて、五山巡りは後半戦へ。次は寿福寺へ進みます。

さいごに

時間のある時は、境内の最も奥にある半僧坊まで行ってみたいな…と、いつも思います。

なかなかのハードコースだそうですが、建長寺の鎮守で、とてもご利益があるとか。途中には天狗の像も見られるそうですよ。

さらに進むと、大塔宮まで抜けられるハイキングコースになっているので、一度は挑戦してみたいと思います。

>>円覚寺(鎌倉五山巡り①)の御朱印!広大な敷地は見どころ沢山!
>>浄智寺(鎌倉五山巡り②)の御朱印!時間や見どころなどをご紹介!
>>寿福寺(鎌倉五山巡り④)の御朱印!時間や見どころなどをご紹介!
>>浄妙寺(鎌倉五山巡り⑤)の御朱印!時間や見どころなどをご紹介!

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