横浜には関東のお伊勢さんと言われている伊勢山皇大神宮があります。
桜木町駅から近くて行きやすいと聞き、行ってみました。
道中はゆるやかな坂を上っていくので、適度な運動になって良かったです。
今回は、伊勢山皇大神宮で御朱印を頂いてきました。
伊勢山皇大神宮の御朱印
初穂料300円 (御朱印だけをいただく場合)
初穂料は2,000円(御朱印代込)
「伊勢山皇大神宮」の御朱印帳は、異国情緒あふれる横浜らしく華やかなものでした。陸蒸気と呼ばれていた鉄道や人力車、西洋人など文明開化期の横浜の街の様子が絵巻物のように描かれています。
社殿の右手側にある社務所でいただけます。
時間
- 御参拝時間 6:00~20:00
- 御朱印の授与時間 8:30~18:30頃
- その他ご祈願 9:00~16:00
※確実にお願いしたい時は、問い合わせて確認してくださいね。
アクセス方法
【住所】神奈川県横浜市西区宮崎町64
【電車&バスの場合】
- JR線、市営地下鉄線「桜木町駅」から徒歩10分
- 京浜急行「日ノ出町駅」から徒歩10分
- みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩15分
伊勢山皇大神宮へ
桜木町駅の中の観光案内所の方から出て、桜木町駅を背にして右手にしばらく歩くと、高架下があります。
暑い日は日よけができるので、高架下が歩けるのはうれしい。
紅葉坂の交差点を左手に曲がり、しばらく行くとセンチュリー紅葉坂があり左手の坂を上がっていきます。
そのあとは、ひたすらに坂を上って行くと左手に伊勢山皇大神宮が見えてきます。
立派な石段があります。綺麗に整備されていて登りやすいです。
二手に分かれていました。
一の鳥居。
伊勢山碑と蒋公領徳碑の石碑がありました。
遠くに横浜ランドマークタワーが見えます。
二の鳥居が見えてきました。
縄がかかっている注連柱。
常夜灯の照四海。夜はきれいなのでしょうね。
本殿でお参りをします。
お参りしてから社務所で御朱印をいただきました。
境内を探索していると、三輪明神大神神社がありました。
その隣には、
杵築宮子之大神。
伊勢山皇大神宮について
伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)
横浜の近未来都市、みなとみらいの高層ビル群が見渡せる高台に鎮座する「伊勢山皇大神宮」。
伊勢神宮の内宮と同じ、天照大御神(あまてらすおおみかみ)をご祭神とし、「関東のお伊勢さま」と呼ばれ、親しまれています。
起源は、明治時代。江戸時代末期、日米修好通商条約により開港された港のひとつだった横浜港周辺は、近代化へと進む時代のうねりの影響を直接受け、来航する外国人たちとのトラブルなど問題を抱えていました。
そこで、明治3年4月14日、当時の神奈川県副知事・井関盛艮(いせき もりとめ)氏が、政府に対し、“人々の心をまとめ、外国との国柄の違いを胸に刻み、国の平和を祈る”事を目的とした神社の創建を願い出ました。
その願いが受け入れられ、翌年の4月15日、社殿および境内施設が竣工。この時、地名も「野毛山」から「伊勢山」へと変えられることになりました。
注連柱(しめばしら)
表参道を進み、一の鳥居、二の鳥居をくぐった先の、境内との境目に建つ「注連柱」。
2本の大きな石柱の間に大しめ縄を張ったもので、鳥居の原形といわれています。
伊勢山皇大神宮の注連縄は、東日本では最大級の大きさで、石柱にかけられる大しめ縄は、直径30cm、長さ4mにもなります。
伊勢神宮の古社殿を移築
2020年に創建150年を迎える「伊勢山皇大神宮」。
その記念大事業として、なんと、2014年に伊勢神宮が「式年遷宮」によって建て替えた古社殿を、伊勢山皇大神宮の本殿として再建することになっています。
茅葺、掘立柱(ほりたてばしら)といった日本古来の建築様式を伝える伊勢神宮の「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」の社殿がまるごと、2020年を目標にこの地に移築されます。
また、現在の本殿は、東北大震災の被害を受けた宮城県石巻市の鹿島御児神社(かしまみこじんじゃ)で再建されることになっていて、「神明檜造(しんめいひのきづくり)」の立派な本殿なので、石巻に行ってしまう前に、参拝するのも良いでしょう。
キティちゃんのお守り
知る人ぞ知るお守りとなっているのが、サンリオのキャラクター、キティちゃんが描かれた伊勢山皇大神宮オリジナルの「キティ守」。
港町横浜らしく、ガス灯やカモメ、水兵ルックで赤い靴を履いているキティちゃんがデザインされています。
さいごに
きれいな階段や広い境内があり、落ち着いて参拝ができました。
関東のお伊勢さんというだけあって、伊勢山皇大神宮での神前結婚式も人気があるようですね。
横浜に住んでいたら、伊勢山皇大神宮の天照大御神のもとで神前結婚式をあげてみたかったなぁなんて、少しだけ思いました^^