奈良県大和郡山市矢田町の田園地帯を抜けた集落の中にひっそりとたたずむ神社があります。

それは、矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)です。

美しい楼門と古めかしい名前を持つこの神社でご朱印をいただいてきました。

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矢田坐久志玉比古神社のご朱印

初穂料は300円です。

ご朱印は鳥居をくぐって左側にある社務所でいただくことができます。

社務所が閉まっているときは玄関のインターフォンを押して、奥様にお願いしてください。

書き置きを用意しておられます。今回いただいたのは書き置き(日付なし)です。

社務所には交通安全や家内安全、病気平癒のお守りなどの他に、この神社らしい航空安全のお守りがあります。なぜ航空安全なのかは後ほどご紹介いたします。

ご参拝時間とアクセス方法

境内拝観自由
駐車場: 無料駐車場あり
アクセス: 近鉄「郡山駅」から、小泉駅東口または矢田寺前行きバス「横山口」下車、徒歩5分

矢田坐久志玉比古神社の見どころ

しめ縄と綱掛祭

神社を訪れてまず目を奪われるのは長―いしめ縄です。

鳥居の左右にある柱にくくりつけられたしめ縄は全長70mほどもあるそうです。

このしめ縄をかける行事が毎年1月8日に行われる綱掛祭で、氏子の方々が宮座を組んでご奉仕されます。

鳥居に向かって右の端は駐車場にある木にぐるぐる巻きにされて留められていました。

左端も左側にある柱にぐるぐる巻きにされています。綱掛祭は一般の方でも見学ができます。

クシタマニギハヤヒノミコトと伝説

御祭神である櫛玉饒速日命(くしたまにぎはやひのみこと)は、天磐船(あめのいわふね)に乗って地上に降りてきて三本の矢を射ました。

その矢が落ちたところにこの神社があります。

この伝説から神社は「矢落大明神」や「矢田大宮」とも呼ばれています。この地域が「矢田」と呼ばれる由来ですね。

ご神紋は「矢尻付き違い矢」です。

境内には二本目の矢が落ちたという「二の矢塚」があります。塚の石にはしめ縄が巻き付けられています。このしめ縄も綱掛祭の際にかけられます。

御祭神・櫛玉饒速日命が「天磐船に乗って空をかけめぐった」というお話から飛行の神様として信仰されるようになり、航空関係の方や海外に赴任する方などの信仰を集めています。

楼門にプロペラ!御祭神は航空祖神

楼門には航空祖神の文字と大きな木製のプロペラが飾られています。

かなりユニークですね。よく見ると丸瓦にもご神紋の「矢尻付き違い矢」がデザインされています。

このプロペラは中島飛行機製の「陸軍九一戦闘機」のもので、昭和18年に大日本飛行協会大阪支部から奉納されました。

奈良市内に航空自衛隊基地があるご縁から、航空自衛隊関係者のご参拝も多いようです。

本殿は重要文化財

本殿には櫛玉饒速日命とその妻である御炊屋姫命(みかしきやひめのみこと)が祀られています。

本殿の前には拝殿が建っており、本殿に直接近づくことはできません。この写真は拝殿です。

本殿は一間社春日造・桧皮葺で重要文化財に指定されています。

創建は室町時代初期と推定されています。本殿の西側に建っている末社の八幡神社社殿も重要文化財です。

本殿の創建より少し遅く、室町時代中頃と推定されています。わかりにくいですが、三角の屋根が末社(左)と本殿(右)です。

矢田坐久志玉比古神社について

別名 矢落(やおち)大明神・矢田大宮
住所: 奈良県大和郡山市矢田町965
電話: 0743-52-7313

主祭神: 櫛玉饒速日命(くしたまにぎはやひのみこと)、御炊屋姫命(みかしきやひめのみこと)
創建: 明確にはわかっていませんが、古い文献によると6世紀前半より前になるそうです。
お祭り: 網掛祭1月8日
筒粥占祭2月1日
航空祭 9月20日 
例祭10月10日

さいごに

矢田坐久志玉比古神社は地域に根付いた小さな神社です。

宮司様は常に神社にいらっしゃるわけではないので、ご朱印がいただけない場合もあります。

しかし、社寺建築としても美しい楼門や拝殿などこじんまりとまとまった境内だけでも一見の価値のある趣ある神社です。

ゆっくりと心を落ち着けるために訪れてみてはいかがでしょうか。

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