世界遺産の春日大社は、日本全国そして世界各国から参拝者の絶えない神社です。

朱塗りの柱・緑の格子・白い壁・檜皮の屋根など、いつ見ても美しい建物は、古い大木の森の中で神々しさを放ちます。

今回は、2018年に創建1250年を迎える、春日大社の特別御朱印をいただいてきました。

また、一之鳥居から御本殿までの春日大社の表参道とその見どころを紹介していきます。

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春日大社の特別御朱印

初穂料は300円。

南門を入って左側にある御朱印所でいただけます。

「御創建1250年奉祝特別御朱印」は2018年12月31日まで。

印には「平成三十年創建千二百五十年」の文字と社紋である藤と鹿が描かれた特別なものになっていますね。

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一之鳥居から御本殿までの春日大社の表参道とその見どころ

一之鳥居から御本殿までを表参道をたどりながら、見どころをご紹介いたします。

一之鳥居

春日大社の正門、ともいうべき鳥居がこの一之鳥居。

建てられたのは平安時代1063年と伝わり、重要文化財に指定されています。

春日大社の表参道はここからスタート。

御本殿までは約1.4km、徒歩で約20分ほどです。

ここから歩くことで春日大社の広さを実感できます。

影向(ようごう)の松

一の鳥居から少し行った右手にある、小さな枠で囲まれた木の切り株と若い松に注目。

これが影向の松です。

その昔、この松に春日の神様が降りてきて舞をしたそう。

この松は、能の舞台の後ろに描かれている松のルーツなんです。

1995年に2代目が枯れてしまい、今の若木は3代目です。

片岡(丸窓)梅林と浮見堂

影向の松を過ぎると、右手に通じる道が見えてきます。

参道から外れて右手に行くと、小高くなっており、その辺りが浅茅ヶ原園地です。

木々に囲まれた休憩所「川股亭」もあるので休んでいくのもいいですよ。

丸窓亭と呼ばれる建物周辺は秋には紅葉が、春には梅林が楽しめます。

さらに右手へ下って行くと浮見堂の浮かぶ鷺池(さぎいけ)があります。

春日大社の燈籠

片岡梅林から参道に戻って、バス通りを渡った辺りから参道の両側に少しずつ石燈籠が増えてきます。

ちなみに、春日大社は燈籠の数なんと日本一!参道から御本殿まで約2000基の石燈籠、約1000基の釣燈籠があるそう。

鹿のレリーフがあるものや苔の生えたもの、大きいものから面白い形のものまで様々な燈籠があります。

燈籠を見ながら歩くのが楽しくなるおもしろい言い伝えを。

数ある石燈籠の中には「春日社」ではなく、「春日大明神」と書かれたものが5基あります。

3基見つけたら大金持ちになれるそう♪

チャレンジしてみてくださいね。

鹿は神の使い

奈良公園と言えば鹿ですね。

なぜ、奈良公園には鹿がいるのでしょう?

実は、鹿は春日の神様の使い。

春日大社のご祭神4神のうち武甕槌命(たけみかづちのみこと)は、常陸国(現在の茨城県)から白い鹿の背中に乗ってやってきました。

奈良の鹿はその白い鹿の子孫で、神鹿(しんろく)として大切にされてきたのです。

萬葉植物園

以前は春日大社神苑と呼ばれており、万葉集にゆかりのある約300種の植物が見られる萬葉植物園。

万葉植物園としては日本で最も古いものです。

春日大社の社紋にもなっている藤は20品種・約200本が植えられています。

植物園の中央のある池には5月5日と11月3日に雅楽・舞楽が奉納される舞台も。

植物園の入り口手前には「春日荷茶屋」(かすがにないぢゃや)という江戸時代から続く茶屋もあります。

春日大社国宝殿

参道の右手に白くてオシャレな建物が見えてきます。

これが国宝殿。

春日大社には、国宝352点・重要文化財971点をはじめとする文化財の数々が伝わっており、その展示を行う場所になっています。

高さ6.5mの鼉太鼓(だだいこ)は日本最大級で、展示のために床を掘り下げたそう。

国宝殿の外からも、中央の鉄格子部分から垣間見ることができますよ。

2016年秋にリニューアルしたばかりのピカピカの建物には、喫茶店や国宝殿オリジナルグッズを販売するお店も併設されています。

二之鳥居

国宝殿のすぐ先にあるのが二之鳥居。御本殿まではもうすぐです♪

伏鹿手水所と祓戸社

二之鳥居をくぐると左手に祓戸社と手水所があります。

手水所は巻物をくわえ座っている鹿がモチーフ。

巻物から水が流れています。

手を洗ったら祓戸社にお参りして罪を払い、御本殿を目指しましょう。

南門と回廊

春日大社の正面にある楼門。高さは12m、春日大社で最も大きい門です。

室町時代に建てられたもので、重要文化財。

南門から左右に伸びる南回廊は両端が北側に折れて、それぞれ東回廊・西回廊につながり、西回廊はさらに北回廊につながっています。

回廊も重要文化財です。

幣殿・舞殿(へいでん・ぶでん)

南門をくぐると正面にある建物。

拝殿ではないのですが、特別参拝をしない場合はここから参拝します。

柱が6本あり、向かって右から3本目までが幣殿、3本目より左が舞殿で、重要文化財。天井をのぞくと幣殿の天井は格天井になっています。

幣殿は天皇のお供え物をいったん置くところ、舞殿は雨が降ったときに舞楽やお神楽を舞って神にささげる場所です。

後ろにそびえるのは社頭の大杉

樹齢800年!社頭の大杉

社頭の大杉は、周囲8.7m・高さ25m・樹齢800年以上と言われる古木。

写真ではわかりにくいのですが、この根元から槙柏(しんばく)という別の木が斜めに伸びていて、直来殿の屋根に穴をあけて生かしています。

樹木を大切にする春日の神様の心は、境内のあちこちに古い木がたくさんあることからもよく伝わりますね。

1250年もの間、神の山として木を切ることなく古木を残し、台風などの被害にあった際には人の手で木を植えて森を守ってきた伝統。

だからこそ春日大社と春日原始林が、自然と文化の複合遺産として世界遺産に指定されているのです。

中門・御廊(おろう)

幣殿・舞殿の奥にみえるのが約10mの楼門と左右に伸びる廊下でどちらも重要文化財。

春日大社を紹介する写真に必ず出てくる建物で、これが御本殿だと勘違いしている方もいらっしゃるとか。

この中門の向こうに御本殿が4つ並んでいます。

幣殿・舞殿からだと、御本殿は、屋根の正面についているクロスした木の先=置千木(おきちぎ)だけが見えます。

御本殿

御本殿には藤原(中臣)氏に関係の深い4柱の神様がおられます。

4柱の神様は合わせて「春日大神」や「春日大明神」と呼ばれています。

第一殿から第四殿まで一列に並んでおり、国宝に指定されています。

第一殿:武甕槌命(たけみかづちのみこと)=藤原氏の守護神
第二殿:経津主命(ふつぬしのみこと)=藤原氏の守護神
第三殿:天児屋根命(あめのこやねのみこと)=藤原氏の祖神
第四殿:比売神(ひめがみ)=藤原氏の祖神(=天児屋根命の妻)

一般の人が御本殿の建物を直接見る機会は、20年に一度の式年造替(しきねんぞうたい)の時のみで、写真を撮ることはできません。

2015年に式年造替が行われたばかりなので、次はかなり先ですね(^^;

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春日大社について

春日大社は、日本全国に3000社以上あると言われる春日神社の総本社です。

春日大社はともかく広い!境内は、奈良公園の飛火野や鹿苑(ろくおん)、御蓋山(みかさやま)を含めて約30万坪。

御本殿にまつられる藤原氏の氏神である主祭神の「春日大明神」=「4柱の神様」に加え、摂社・末社は60社以上あります。

1250年物歴史を持つ春日大社の建物が色鮮やかで美しいのは「式年造替(しきないぞうたい)」という20年ごとに本殿を作り直す制度によるものです。

前回の式年造替は60回目で、2015年から2016年にかけて行われ、その他の社殿などの修理・修復なども大々的に行われました。

〈正式名〉春日大社(かすがたいしゃ)

〈御本殿の御祭神〉 武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神

〈御本殿の建築様式〉一間社春日造(いっけんしゃかすがづくり

〈御由緒〉
約1300年前の奈良時代・平城京のころ、国が栄えるように国民が幸せになるようにと、茨城県の鹿島神宮から武甕槌命をお迎えしたのがはじまり。

その後、千葉県の香取神宮から経津主命、大阪府の枚岡神社から天児屋根命・比売神をお迎えして現在の四柱になりました。

〈開門時間〉 夏期(4月~9月)6時から18時まで
冬期(10月~3月)6時半から17時まで

*ただし本殿前特別参拝は8時半から16時まで

↓アクセス方法については、こちらで詳しく書いてます。
春日大社のアクセス方法!車で行く時の駐車場やバスの利用の仕方は?

↓春日大社の末社もおすすめ。
夫婦大国社の御朱印!ピンク色に染まるハート絵馬と水占いで女子に人気!

おわりに

春日大社は本当に大きな神社です。

その大きさを実感してみるためにも、ハイキングをするつもりで一之鳥居から御本殿まで歩いてみてください。

大木の森の新鮮な空気や、鹿が遊ぶのんびりした雰囲気、古い燈籠から感じられる歴史、様々なことを感じられて、おすすめです。

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