本能寺の御朱印帳の値段やおすすめのルートをご紹介!

京都

金剛山矢田寺を出て右に曲がり北へ向かうと、私たちが一度は耳にしたことがある本能寺が見えてきます。

にぎやかな通りの中で、ひっそりと隠れている立派な佇まいの本能寺。

今回は本能寺の変の舞台としても知られる、本能寺の御朱印と御朱印帳を頂いてきました。

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本能寺の御朱印と御朱印帳

本殿にてお参りを済ませ、御朱印(御主題)を頂きました。

本能寺の御朱印と御朱印帳(御主題帳)を頂けるのは、本堂の左側にある寺務所です。

また、本能寺の塔頭寺院でも御朱印が頂けるそうです。

各塔頭寺院の表門に「朱印できます」の看板が立てられる時があるので、その時にぜひ塔頭寺院の御朱印を頂いてください。

御朱印 300円

御朱印帳(御主題帳) 1000円

黒色に赤の五つ木瓜(織田木瓜)の家紋があって美しいです。

社務所で御朱印帳を購入したところ、名前も書いて頂くことができました。

本能寺について

本能寺の正式名は『法華宗大本山 本能寺』と言い、法華宗の本門流の大本山です。

本能寺は1415年(応永22年)に日隆によって創建され、当時の寺号は『本応寺』、1433年の再建をきっかけに寺号を『本能寺』に改めました。

今までに7回の再建、5回の焼失に見舞われており、現在はこの寺町通の商店街に紛れて立派な姿を見せています。

そして、本能寺の変の当時に本能寺があった場所は、四条西洞院で、現在は堀川高校の裏に石碑が残されています。

信長の最期を感じたい方、信長ファンの方は、ぜひそちらも足を運んでみてはいかがでしょうか。

本能寺の参拝時間 6:00~17:00
宝物殿9:00~17:00(入館16:30まで)

本能寺のみどころ3つ

(境内の中の日蓮大聖人の像)

その1.本能寺の『能』の字の秘密

ホテル本能寺や、表門などに書かれている『本能寺』の漢字。

少し違和感がある方もいると思うのですが、よーく見てみると『本能寺』の『能』という字の左側が、普通なら『ヒ』が二つのはずなのですが、この『ヒ』2つが『去』1つになっているんです。

なぜ、このように一般的には書かれない漢字で『本能寺』と表記されているのでしょうか?

それは、信長の最期・本能寺の変を含めて、5回も本能寺が焼き討ちなどの火災で焼失しているからなのです。「ヒ(火)」を去るために表記を変えているんですね。

この本能寺の表記も、ここでしか見れないものなので、見どころの1つだと思います。

その2 宝物殿

表門をくぐってすぐに目に入るのが、宝物殿です。

5度の焼失に遭いながらも、先人たちが守り抜いてきたものが、この宝物殿で見ることができます。

多くの重要文化財、国宝が展示されているので、ぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか。

その3 本堂

本能寺の本堂も見どころの1つです。

法華宗大本山の名にふさわしく、立派な入母屋造の建物で、屋根は本瓦葺です。この本堂に、御本尊である三宝尊が祀られています。

寺院建築に興味のある方は、ぜひゆっくり建物を観察してみてはいかがでしょうか。

その4 信長公廊と信長の墓

 本堂の奥に『信長公廊』があります。これは、本能寺の変にて、織田信長の自刃後に三男の信孝の命によって建てられたもので、すぐ近くには信長の墓もあります。

ぜひ手を合わせてみてください、当時、天下人と呼ばれた信長の威厳を感じることができるかもしれません。

その5 7つの塔頭寺院

拝殿の脇に、7つの似たような建物が並んでいるのですが、こちらが本能寺の塔頭寺院です。

本能寺の塔頭寺院は、本能寺に給仕する子院の事を指すそうです。

拝殿側から、龍雲院、源妙院、本行院、高俊院、定性院、蓮承院、恵昇院と並んでいます。

一見、7つの寺院はどれも似ているのですが、門の屋根瓦などをよく見ると、1つ1つ個性があるので、ぜひ1つ1つじっくりと見てみてください。

3つのおすすめルート

たくさん京都を散策したい時短希望の方にオススメルート

地下鉄東西線「市役所前駅」に下車します。

南方面に「ホテル 本能寺」や、寺町通りが見えますので、寺町通りを入っていきます。

寺町通り、入ってすぐに本能寺の表門が見えます。他にも京都を散策したい方にはオススメの最短ルートです。

また、少し時間に余裕がありましたら、市役所の脇に『桂小五郎の像』がありますので、そちらで記念撮影などもオススメです。

ショッピング好きの方にオススメのルート

阪急電車「河原町駅」に下車します。西の方向に進んでいくと、寺町通商店街があります。

その、寺町通商店街でショッピングを楽しみながら北に進んでいくと、かに道楽が見えてきます。

かに道楽が見えてもまだまだ真っすぐです。御池通に近づいてきたあたりで、右側に本能寺の表門が見えてきます。

四条通りから御池通りまでかなりの距離がありますが、寺町通商店街は若者に人気のお店や、おしゃれな雑貨屋さん、大人なカフェや、はたまたお寺があったり、風景がどんどん変わるので、飽きないですし、ショッピング好きの方にはお勧めです。

京都の風景を感じたいあなたにオススメのルート

京阪電車「三条駅」に下車します。鴨川が見えますので、鴨川沿いを北へ進んでいきます。

ここでは、鴨川のきれいな風景を楽しめます。

北へ進んでいくと、「御池大橋」が見えてきますので、御池大橋を渡ります。

御池大橋を渡り、左に見えてくる「ホテル 本能寺」を確認し、まだ真っすぐ進むと寺町通りがありますので寺町通に入ります。

すると、入ってすぐの所に本能寺の表門が見えます。このルートは、京都の風景を感じ、お散歩したい方にオススメです。
 

まとめ

多くのドラマや映画の舞台となり、織田信長最期の地としても有名な本能寺です。

7度の再建、5度の焼失に見舞われながらも、未だに地元の方々に守られ、その立派な姿を残しています。

実際に訪ねてみると、ここで紹介した以外にも沢山の発見と魅力があるお寺です。

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