仲源寺(京都)の御朱印!目疾(めやみ)地蔵尊や木造千手観音坐像

京都

八坂神社へのお参りが終わって、祇園四条駅へ向かう途中に、小さなお寺を発見。

名前は仲源寺。

中に入ってみると、浴衣を着た若い方々がお寺のベンチに座って涼んでいました。

しばらくすると、女性の方が目のお守りを買いにきていたので、目のご利益があるお寺だということが分かりました。

目の疾患がある身内がいるので、念入りにお参りをして御朱印を頂いてきました。

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仲源寺の御朱印

洛陽三十三観音(第16番札所)
初穂料は各300円。

「仲源寺」の御朱印は、本尊の「目疾地蔵尊」と洛陽三十三観音(第16番札所)の、2種類があります。

あとで、目疾地蔵尊の御朱印があることを知りました。

頂いてこなかったので少し残念…。

  • 御参拝時間 7:00~19:30
  • 御朱印の授与時間 9:00~16:30
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アクセス方法

【住所】京都市東山区四条通大和大路東入祇園町南側585
【電車&バスの場合】

  • 京阪祇園四条駅から徒歩1分
  • 市バス京阪四条から徒歩1分

仲源寺(ちゅうげんじ)について

祇園の町にある「仲源寺(ちゅうげんじ)」。

眼病治癒にご利益があると伝えられ、別名「目疾地蔵尊(めやみじぞうそん)」とも呼ばれています。

起源は諸説ありますが、1022年(治安2年)、平安時代を代表する仏師の定朝(じょうちょう)が、地蔵尊を四条橋の東北に祀ったことが始まりだといわれています。

その後、鎌倉時代にあたる1228年、鴨川が洪水となったとき、後堀川天皇(ごほりかわてんのう)の命により、雨が止むようにと祈願し、勅願寺(ちょくがんじ)となりました。

以来、本尊の地蔵尊は「雨止(あめやみ)地蔵」と名付けられましたが、次第に音がなまって「目疾(めやみ)地蔵」と変化し、眼病に霊験があると信仰されるようになりました。

目疾地蔵

目疾地蔵は、木彫りの大きなお地蔵様です。

元々は「雨止(あめやみ)地蔵」と呼ばれていましたが、一説には、地蔵尊の顔の右眼が涙で濡れたように赤く光って見えるため、“眼病を患う人の身代わりとなってくれた”と言われるようになったそうです。

「目疾(めやみ)地蔵尊」と呼ばれるようになったという説もあります。

木造千手観音坐像

観音堂にある木造千手観音坐像は、平安期の作。

洛陽三十三観音に数えられ、重要文化財でもあります。

ケンカをし、仲違いになってしまた夫婦やカップルの仲を取り持つ御利益もあるといわれています。

また、大黒堂にある大黒天は、“日本三名橋”に数えられる「瀬田の唐橋」と同じ素材で造られていて、祇園の女将たちからの信仰を集めています。

節分会

2月2日と3日に行われる「節分会」は、京都の初春の風物詩です。

この期間は普段は閉じられているガラス戸が開けられるので、直接、目疾地蔵尊を拝むことができます。

3日の13:00~法要が、15:00~豆まきが行われます。

また、有料で開運厄除起き上がりだるまも授与されます。

“目”のお守り

眼病に霊験があると信仰されるお地蔵様なので、目の健康守りが人気で、黄金色に輝くお守りとなっています。

さいごに

四条通のお土産屋さんが並ぶ場所にあるので、うっかりと見逃してしまいそうなお寺。

お年を召した方が御朱印を書いてくださるので、呼び鈴を押してもいらっしゃるまで時間がかかる場合があります。

ゆったりとした気持ちで待つと良いと思います。

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