慶応義塾大学三田キャンパスの直ぐ近くの東側に三田春日神社があります。
ビルやお店が立ち並ぶ所に、少しだけ木々が生い茂っている場所です。
実際に行ってみると周りの風景に上手く溶け込んでいるので、ふと見過してしまいそうな雰囲気がありました。
出世の神様が祀られている三田春日神社で御朱印を頂いてきました。
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三田春日神社の御朱印
初穂料 300円
拝殿左手にある社務所にて受け付けています。
御参拝時間と御朱印の授与時間
社務所受付時間:9時~日没まで
御朱印の授与時間は、社務所が開いている時間になります。
三田春日神社について
三田春日神社を下から見上げると、急な階段が目に入ります。
もし、急な階段で疲れてしまっても、一休みできるベンチがありますのでご安心を^^
階段を登りきると、目の前には鮮やかな朱色の拝殿がありました。
左横には清潔に手入れされている手水鉢があります。
まず、お参りしてから御朱印を頂きました。
御朱印を頂いている間、近くの灯ろうを見ると鹿が彫ってあるのがみえました。なんともかわいい。
そして立派な石碑。
また、境内には赤羽稲荷社と福徳稲荷社があります。
5月5日には福徳稲荷の大祭が行われるようです。
三田春日神社(みたかすがじんじゃ)について
慶応大学三田キャンパスの隣に鎮座している三田春日神社は、学問や平和の神様として地元の人々に親しまれている神社です。
創建は平安時代前期の天徳2年(958年)。
武蔵国の国司・藤原正房卿が任国の折に、藤原氏ならびに皇室外戚の氏神である大和国春日社の御神霊を、武蔵国荏原三田邑に奉斎したのが始まりです。
ただしこれは、現在三田春日神社がある港区三田ではなく目黒区三田であり、現在この地には三田春日神社の兼務神社である目黒春日神社が鎮座しています。
三田春日神社は、天文年間(1533~1555年)に現在地に移されました。
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御神祭は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)で、「春日大明神」や「春日権現」とも言われ、出世の神様ともされています。
また、江戸幕府内にある唯一の春日社として、徳川将軍をはじめとする江戸城の諸大名からの信仰も厚かったといわれています。
『江戸名所図会』(1834・36年発行)に描かれている社殿は、彫刻の見事な総欅造りでしたが、昭和20年(1945年)の東京大空襲で焼失してしまいました。
現在の朱塗りの鮮やかな社殿は昭和34年に再建されたものです。
三田春日神社の人気のお守り
三田春日神社では、春と秋の花の季節限定で販売される「花守」が人気です。
招福、開運、良縁、守護、幸、災除の6種類あり、自分に合ったものを身につけて過ごすと良いとされています。
他にも、「桜鈴守」や「花絵馬みくじ」など、花の季節にだけ特別授与されるものがあります。
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9月の9日に近い金~日曜日には、例大祭が行われます。
子供たちの引く山車や、各町会の神輿が神社に勢ぞろいします。
アクセス方法
最寄駅からの行き方
- JR山手線「田町駅」から徒歩約10分
- 都営大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩約10分
- 国道1号沿い、慶応義塾大学三田キャンパス東門の隣にあります。
- 駐車場はありません。
住所:〒108-0073 東京都港区三田2-13-9
TEL:03-3451-5420
さいごに
こじんまりとしていながらも風情があり、地域の人々に親しまれている三田春日神社。
慶応大学のキャンパスに隣接していることや、出世にご利益があることから、学生やビジネスマンが参拝している姿もよく見かけます。
春には鳥居の両側にある大きな桜が見事に咲き誇り、見事な景色が楽しめます。
夜間にはライトアップもされているとのことで、今度はお花見の時期にきてみたいと思います。
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