先日、テレビで芸能人の方が、お財布に金運UPのお守りを入れているという話をしていました。
そのお守りはとてもご利益があるのに、何と無料でいただけるというのです。
調べてみると、赤坂にある、豊川稲荷東京別院のお守りだと判明しました。
豊川稲荷といえば、今、御朱印帳が大人気だという話も聞きます。
御朱印好きとしてはぜひ行かなくては!と、お参りに伺ってきました。
豊川稲荷東京別院の御朱印
初穂料 300円
宗教法人 豐川閣妙嚴寺(とよかわかくみょうごんじ)
江戸時代、大岡越前守忠相公が江戸屋敷に祀った豊川稲荷の分霊を、明治20年に現在の場所に遷座したのがはじまりです。
- 御参拝時間 6:00~20:00
- 御朱印の授与時間 7:30~20:00
豊川稲荷東京別院のアクセス方法
【電車の場合】
東京メトロ銀座線・丸の内線 赤坂見附駅B出口より徒歩5分
東京メトロ半蔵門線・有楽町線・南北線 7番出口より徒歩7分
【車の場合】
駐車場あり(無料)
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赤坂見附駅のB出口のエスカレーターを上がると、赤坂らしいビル群が見えます。
青山通りに沿ってゆるやかな上り坂を進むと、すぐに赤い提灯がある境内が見えてきました。
稲荷、と聞くと神社のような気がしましたが、正しくは妙嚴寺という曹洞宗のお寺だそうです。
そのため、入口には鳥居ではなく山門が立っていました。
豊川稲荷東京別院へ
豊川稲荷は愛知県豊川市にある曹洞宗の寺院で、豊川吒枳尼眞天を御真体とした妙嚴寺というお寺の直轄別院です。
江戸時代、愛知出身の旗本・大岡越前守忠相公が江戸屋敷に分霊を祀っていましたが、明治時代にお屋敷が移転するのに合わせて、現在の場所に直轄寺院として遷座されたそうです。
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吒枳尼眞天は元々インドの鬼神でしたが、大黒天に調服され改心し、人の願いをかなえてくれる仏様になりました。
眷属が狐だったため、いつしか同じく狐が眷属の稲荷神社と混合されて、お稲荷さんと呼ばれるようになったそうです。
まずは本殿にお参り。
わりと気軽に、靴を脱いで中に入ることができます。
吒枳尼眞天のご利益は商売繁盛や福徳開運などですが、境内にはお願いごとに併せて、さまざまなお社があります。
まずは、本殿のすぐ前にある、大黒堂へ。
大黒様といえば、商売と財運の神様です。こちらも合わせて、境内では七福神巡りもすることができます。
スタンプラリーもできるので、子どもが喜びそうですね。
続いて、大岡廟を訪れます。
別院ができるきっかけになった大岡公をお祭りしているところで、立身出世や仕事運UPのご利益がいただけます。
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黄色いお守りで金運アップ!?
そしていよいよ、金運UPのお守りがいただける、融通稲荷へ。
本殿のちょうど西側にあるお社の前には、数人の参拝者の姿が。やはり、人気のあるスポットのようです。
お堂の中に黄色いお盆に載った同じく黄色い袋があります。1人1つずつ持ち帰ることができる、融通金というお守りだそうです。
このお守りを常に財布の中に入れて持ち歩き、お金が増えたらお礼のお金を添えて返しに来るのだそうです。中にはぴかぴかの10円玉が1つ入っていました。
念願の融通金をいただいて、ぐるりと境内をお参りしました。
お稲荷さんらしく、赤い大きな鳥居があったり、狐がずらりと並んだ狐塚や三神殿があったりと、見どころがたくさんです。
とってもキュートな御朱印帳
最後に御朱印をいただきに、まずは話題の御朱印帳を見に行きました。
日本橋榛原の和紙を使った、とってもキュートな御朱印帳。
定番の4種類に加えて、何と季節によって限定の御朱印帳も頒布されているのだとか。この日は、2種類の限定がありました。
すべて魅力的でしたが、一番人気だというピンクの花柄と、同じ柄でできた御朱印帳袋を買い求めました。
おそろいで持つと、思わずニヤニヤしてしまう程のかわいさで、ますますご朱印集めが楽しくなりそうです。
御朱印は、売り場向かいの受付で書いてもらいます。
やはり御朱印も人気らしく、番号札を渡されて10分程待ちました。
先にお願いして、境内を回る方が良さそうですね。
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豊川稲荷には、もう1つ、立ち寄りたい場所があります。
それは、境内の一番奥にある、茶店。
一番右の家元屋さんでは、名物の稲荷ずしが販売されています。3個入りのものを、1つ購入してみました。
あま辛く煮たおあげの中に、優しい酸味の酢飯が入っています。食べると、じゅわりと出汁が出てきて、とても美味しいお稲荷さんでした。
さいごに
それほど大きな境内ではないのに、たくさんお参りするところがあって、とても魅力的なお寺でした。
御朱印所の女性の話では、夏には一番人気の金魚柄の御朱印帳が頒布されるそうです。
融通金のお返しもしなくてはならないので、ぜひまた訪れて、GETしたいと思います。
ORION
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