奈良県にある休ヶ岡八幡宮(やすみがおかはちまんぐう)は、薬師寺に所属する神社です。








薬師寺に神社なんてあるの?という方が多いのですが、その理由は駅からのアクセス。

最寄り駅の西ノ京駅が薬師寺の北側にあり、参拝者は薬師寺の北門である『與樂門』を利用します。

薬師寺の南側にある八幡宮の存在を知らずに帰る方も多いのです。

しかし、薬師寺に来るなら休ヶ岡八幡宮の美しい建物や歴史をぜひ知っていただきたい!ということでご紹介していきます。

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休ヶ岡八幡宮の御朱印


御朱印は社務所で書き置きのご用意があり、300円をお納めします。


西ノ京駅からのアクセス


近鉄京都線西ノ京駅を出て右側に進みます。この位置からだと右に見える踏切を超えていきます。


道沿いに歩いていくと信号があります。この信号を直進。


先ほどの信号を直進し、橋を超えると左手に『薬師寺八幡宮』の石柱があります。


そして線路をはさんだ向こう側が入り口です。


お車でお越しの方は薬師寺の有料駐車場が便利です。

その駐車場から薬師寺に向かう参道の右手に八幡宮があります。


休ヶ岡八幡宮に到着


八幡宮の入り口。本殿は西向きに建っています。


本殿および脇殿。本殿の両脇に脇殿がついているものは珍しいそうです。


御朱印の授与所である社務所。




御朱印のほか勝守や勾玉守などのお守りや華おみくじなどもあります。こちらは隣にある孫太郎稲荷神社の社務所でもあります。


休ヶ岡八幡宮の見どころ4つ!


休ヶ岡八幡宮の見どころが沢山ありますが、4つピックアップしてみました。


重要文化財に指定


本殿および脇殿は1603年に建てられたもので、重要文化財に指定されています。

三間社流造(さんげんしゃながれづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)、朱塗りの柱や扉が美しい建物です。 

数少ない座小屋


社務所になっている建物とそれに向かいあう建物は座小屋(ざごや)と呼ばれるものです。

座小屋はもともと宮座の座衆が使用していた建物でした。江戸時代、神社によっては専属の神主さんではなく、地域の人たちが一年ごとに交代で神主をしていく組織があり、宮座と呼ばれていました。

宮座の構成員が座衆です。座小屋が残っている例は少ないので歴史的価値が高いとされています。

現在は宮座ではなく薬師寺が管理しています。

奉納相撲大会が人気


『休ヶ岡八幡宮大祭・奉納相撲大会』は毎年『敬老の日』に行われています。近畿大学相撲部の協力でこども相撲大会もあります。

現存する最古の木彫神像


④御祭神をかたどった僧形八幡神(そうぎょうはちまんしん)像、神功皇后(じんぐうこうごう)像、仲津姫命(なかつひめのみこと)像は平安時代に作られ現存する木彫神像としては最古の作例に属するそうです。

国宝で現在は奈良国立博物館に委託されています。

休ヶ岡八幡宮について


<正式名>
 休ヶ岡八幡宮(やすみがおかはちまんぐう)
<御由緒>
  • 御祭神の八幡神・神功皇后(じんぐうこうごう)・仲津姫命(なかつひめのみこと)は、寛平年中(889~897)に薬師寺別当(べっとう:大寺院でたくさんいるお坊さんの長官)の栄紹大法師がお寺の守り神として大分県の宇佐神宮にお願いして来てもらった神々です。


  • 重要文化財である社殿は、慶長8年(1603)に豊臣秀頼によって新造されたものです。社務所になっている建物とそれに向かいあう建物は座小屋(ざごや)と呼ばれ歴史的価値の高いものです。

<御参拝時間>
 境内拝観自由
 御朱印の授与 9時から16時半まで

<アクセス方法>

【電車】近鉄京都線西ノ京駅から徒歩5分。(本文に詳しい説明があります。)
【車】薬師寺の有料駐車場あり。徒歩すぐ。

まとめ


社務所の方に「神様がお休みされたところ、から休ヶ岡(やすみがおか)という名前になったんです」とお聞きしました。

古さを感じさせない美しい建物と掃き清められた境内は、心がゆっくりと落ち着く雰囲気でした。

薬師寺にお越しの際は、遠回りかもしれませんが、南側へ回ってみてください。

古来よりのご作法にしたがって、ご鎮守様である休ヶ岡八幡宮にお参りし、身を清めてから参拝することができますよ。

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