宝蔵寺から1~2分ほどにある誓願寺に行ってきました。
この誓願寺の歴史は古く、飛鳥時代に建立したということです。
飛鳥時代とは、想像もつかないほどの遠い昔ですよね^^
誓願寺は、天智天皇の勅願により奈良に建てられたのですが、その後に京都に移転されたそうです。
また、女人往生の寺としても有名で、和泉式部や清少納言、秀吉の側室の松の丸殿(京極龍子)が帰依されました。
その松の丸殿の墓所は、もともとは誓願寺にあったそうですが、明治34年に豊国神社近くの豊国廟に移っています。
いつか、565段もある階段を登って豊国廟に行ってみたいです。
今回は、誓願寺で御朱印と限定の和泉式部の御朱印と御朱印帳を頂いてきました。
誓願寺の御朱印と御朱印帳
洛陽六阿弥陀巡拝の第六番札所の誓願寺の御朱印です。
300円
誓願寺のその他の御朱印
として、それぞれの御朱印がありますが、次回にお参りにきた時の楽しみにしておきます^^
限定の和泉式部記念朱印です。特別な和紙にての授与です。
300円
和泉式部のオリジナル御朱印帳です。(実物は、もっとすてきな色をしています^^;)
この御朱印帳は、透明のカバーがついていますので、汚れ防止になりますね。
1200円
和泉式部記念限定の御朱印はピンクとブルーの2色がありました。
和泉式部の御朱印帳も藍色とえんじの2色があります。
こちらは、誓願寺のHPで通販で買う事ができます。
御朱印は、誓願寺の東側の寺務所で頂くことができました。
ちょうど特別公開中でした。
そして西側の本堂の入り口へ。
しっかりとお参りさせて頂きました。
円光大師法然上人二十五霊場の第二十番札所
手水舎。
見えにくいですが龍がいます。
誓願寺は、芸能のお寺としても有名です。
”誓願寺”と言う謡曲の中に和泉式部が菩薩となって現れる場面があると言う事で、舞踊家たちの信仰の元になったそうです。
それで扇子を奉納して芸道上達祈願をされていたのですね。
舞踊家以外にも落語の発祥の地としても知られています。
第五十五世法主の安楽庵策伝上人が、お説教をまとめた醒睡笑をまとめあげ、それが後の落語のもとになったといわれています。
現代でも、醒睡笑を読むことができます。
誓願寺のアクセス
浄土宗西山深草派の総本山。
-
京都府京都市中京区新京極桜之町453 (新京極通り六角下る)
075-221-0958
誓願寺の除夜の鐘の時間は?
12月31日の23時40分頃~0時30分頃
入山料は無料です。
整理券は23時から新京極、山門前で108組の限定で配布されます。
本堂横のすぐとなりの鐘楼堂。
早めに行くとホットカルピスや甘酒の無料配布に間に合うかもしれません^^