春には梅、秋には紅葉狩りと季節の様々な風景が楽しめる北野天満宮。
宝物殿特別公開の時に頂ける、限定の鬼切丸朱印帳が木製で素敵と言う事で頂いてきました。
鬼切丸朱印帳のサイズも測ってみましたので、気になる方はチェックして見て下さいね。
北野天満宮の御朱印と御朱印帳
[br num=”1″]
[br num=”1″]
鬼切丸朱印帳(宝刀展の記念の御朱印帳) 1500円
御朱印帳のサイズです。
サイズ:横11cm× 16cm 縦10.7cm× 15.8cm 厚さ 2.1cm
通常の御朱印に加え、七夕の期間限定の「御手洗祭の御朱印」、もみじ苑の公開期間限定の「御土居の御朱印」、お正月限定の「正月の御朱印」など期間限定の御朱印もあります。
また、御朱印を書いていただく御朱印帳は、道真公を祀る全国の神社が集まる「全国天満宮梅風会」が共通で作ったものなどもあります。
[br num=”1″]
御朱印は、「三光殿」右側にある社務所で頂くことができます。
御参拝時間(楼門の開閉時間)
4月~9月 5:00~18:00/10月~3月 5:30~17:30
※もみじ苑ライトアップ期間や正月などは夜間も開門。
御朱印の授与時間
9:00~17:00
※もみじ苑ライトアップ期間中は20:00まで。
[br num=”2″]
宝物殿特別公開へ行ってみた
平日と言う事もあり、特別に混んでいないようでしたので、宝物殿特別公開へ。
料金の300円を支払い、中へ入ると案内の男性が由来などを丁寧に教えて下さりました。
[br num=”1″]
撮影禁止とあったので控えていたところ、カメラ撮影は禁止ですがスマホで撮影は大丈夫ですとの事。
sns時代には、必要なのかも(想像です)….。
そんなわけで、スマホで撮らせて頂きました。
[br num=”1″]
[br num=”1″]
こちらは展示物の一部で、まだまだ貴重なものが沢山あり、ゆっくりと見させて頂きました。
宝物殿に来ている方は、やはり男性が多いようで、後はカップルや夫婦と言ったところでしょうか。
社務所以外にも、この宝物殿の入り口に御朱印帳が置いてありました。
[br num=”1″]
次は、北野天満宮についての御由緒や見どころなどを簡単にご紹介致します。
北野天満宮の御由緒など
北野天満宮は、平安時代の貴族であり、学者であり、漢詩人であり、政治家だった菅原道真公(845年~903年)をご祭神として祀る全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社。
創建は、天暦元年(947年)。
菅原道真公の乳母をつとめていた、多治比文子(たじひの あやこ)が自分の家の庭に建てた小さな祀で道真公を拝んでいたところ、北野の右近の馬場に祀って欲しいとの道真公からの託宣を受けたそう。
さらに、近江国(滋賀県)比良宮の神主、神良種(みわのよしたね)の子にも同じようなお告げあったことから、この地に道真公を祀る神殿を建てたことが始まりとされています。
その後、永延元年(987年)に一條天皇の勅使が派遣され、国家の平安が祈念されると、「北野天満天神」の神号が認められました。
寛弘元年(1004年)には、一條天皇の行幸(ぎょうこう)が行われたのをはじめ、代々皇室の崇敬をうけることで、霊験あらたかな神として広く一般にも崇められるようになりました。
また、5歳で和歌を詠むなど幼き頃から才能豊かだった道真公。
江戸時代になると、読み書きそろばんを教える寺子屋には、道真公の姿を描いた「御神影」などが掲げられ、学業成就や武芸上達が祈られたことで、のちに、「学問の神さま」として広く知られるようになりました。
見どころ
北野天満宮の境内は広くて、見どころが沢山あります。
今回は、少しだけ見どころをピックアップしてみました。
国宝の社殿
[br num=”1″]
総面積約500坪の重厚な桧皮葺屋根の社殿は、本殿と拝殿とが石畳の廊下でつながり、本殿の西には脇殿、拝殿の両脇には楽の間を置いた複雑な構造をしています。
この神社建築様式は八棟造(やつむねづくり)、権現造(ごんげんづくり)と呼ばれています。
1,000年以上の歴史の中で、何度も火災に遭い、現在の本殿は豊臣秀吉の遺命により、秀頼が慶長12年(1607年)に造営させたもの。
随所に絢爛豪華な桃山建築ならではの黄金色に輝く装飾や細かな彫刻をみることができます。
毎月25日には、吊燈籠に火がともり、幽玄な神秘の佇まいを堪能できるのも魅力。
伝説の門「三光門」
[br num=”1″]
楼門と拝殿の間に建つ「三光門」。社殿と同じ、桃山文化の絢爛豪華な建築様式で重要文化財に指定されています。
“三光”とは、日、月、星の意味があり、門の梁の間に“月”と“日”の彫刻があることが由来となっているそうですが、“星”の彫刻だけは見られません。
なぜ、“三光”と名づけられたのに、星の彫刻がないのかというと、かつて朝廷があった大極殿から見ると、この門のちょうど上に北極星が輝くからなのだとか。
天空と一体となり、平安京を守っていた場所がこの北野の地というわけです。
この伝説は「星欠けの三光門」として北野天満宮の七不思議にもなっています。
春を告げる「天神さんの梅開き」
道真公の“飛梅伝説”が伝わる本殿前のご神木「紅和魂梅」をはじめ、道真公ゆかりの梅50種約1,500本が美しく咲き誇ることでも知られる北野天満宮。
梅の時期にあわせて、例年2月初旬から3月下旬まで「梅苑」が公開されます。
梅苑内には、梅茶や梅のお菓子が楽しめる茶店が開かれるほか、2月25日には、梅花祭と梅花祭野点大茶湯も行われます。
入苑時間は10:00~16:00。
入苑料(茶菓子付き)は中学生以上700円、こども350円。
300本の紅葉が彩る「もみじ苑」
桃山時代、豊臣秀吉が水防のための土塁「御土居」を築き、その一部が残る境内の西の一帯が、現在、紅葉名所「もみじ苑」となっていて、例年10月下旬~12月上旬に公開されます。
樹齢400年以上という「三叉の紅葉」や樹齢600年の大欅「東風」など艶やかな紅葉と紙屋川にかかる朱塗りの太鼓橋との趣深い風景も人気。
さらに、ライトアップ(11月中旬~12月上旬)も行われるので、昼間の青空と紅葉の絶景だけでなく、闇夜に浮かぶ紅葉の幻想的な風景も楽しめます。
入苑時間は9:00~16:00、ライトアップは日没~20:00。
入苑料(茶菓子付き)は中学生以上700円、こども350円。
もみじ苑 700円
宝物殿 300円
アクセス方法
【車の場合】
北野天満宮には、広い専用の駐車場があります。
利用時間は1時間以内(HPでは参拝時間内)と記載されていますので、参拝が終わったら速やかに出るようにしましょう。
また、縁日がある毎月25日は、この駐車場で露店が並ぶので使用できなくなるので注意が必要です。
【電車&バスの場合】
- JR京都駅より市バス50・101系統
- JR/地下鉄二条駅より市バス55系統
- 地下鉄今出川駅より市バス51・102・203系統 ※それぞれ「北野天満宮前」下車すぐ
【住所】京都市上京区馬喰町
ランチは「たわらや」にて
北野天満宮でお参りして、もみじ苑を見て回ると結構な距離を歩くことになるので、お腹がすくこと間違いなしかと^^
近くには、お食事処が沢山ありますが、他では見かけない一本うどんがある「たわらや」でランチを頂きました。
名物の一本うどん。730円
見た目のインパクトはありますが、後でお腹がすいてしまいました。
人気のたわらや御膳のうどんを一本うどんに変更できるようですので、小食な方以外はそちらをお勧めします^^
さいごに
限定の鬼切丸朱印帳は、年に何回かある宝物殿の公開の時に頂けるようです。
表の柄も変化するかもしれませんので、それも楽しみですよね。
最後にもう一度、北野天満宮について一部をまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
[br num=”1″]