インターネットで、パワースポットについて調べていた時。
渋谷駅の近くに、金運UPに効果がある神社があるという情報を得ました。
あの渋谷駅に神社?しかも金運アップ!?
さっそく興味津々で訪ねて御朱印も頂いてきました。
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金王八幡宮の御朱印
300円
金王八幡宮は渋谷の地名の由来にもなった渋谷氏の氏神として、平安時代に建立されたのがはじまりです。
- 御参拝時間 24時間可能
- 御朱印の授与時間 9:30~16:30
金王八幡宮の行き方・駐車場など
- JR、東京メトロ、東急東横線 各渋谷駅から徒歩5~10分程
- 境内に駐車場あり(無料)
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金王八幡宮は、再開発が進む渋谷駅から歩いて5分程のところにあります。
東急南口に降りて目の前の陸橋に昇ると、ビルに囲まれた渋谷の風景…本当にこんなところに、神社があるのかな、と少し不安になります。[br num=”2″]
渋谷警察の脇を曲がり、路地をくねくねと進むと、すぐにこんもりとした森が見えてきました。
本当に神社があった!と少しうれしくなりますが、入り口はもう少し先の様子。
壁沿いにさらに進むと、立派な鳥居がありました。階段の先に、立派な本殿が見えます。
都内最強の金運UPスポットへ!?
数段の階段を上ると、すぐに境内です。
金王八幡宮の創建は、1092年。何と平安時代にまでさかのぼります。
当時この辺りには渋谷城というお城があり、渋谷氏の祖となる城主の河崎基家の手によって建立されました。
社名の「金王」は、重家の嫡男である常光が子宝の祈願をしていたところ、妻が胎内に金剛夜叉明王が宿る夢をみた後に立派な男子を授かったことからこの子を金王丸と名付けたことに由来するそうです。
この渋谷金王丸は源頼朝の時代に活躍し、平家物語や近松戯曲で全国的に有名になりました。
その後、江戸時代には3代将軍・家光の乳母・春日局と青山氏によって信仰され、現在の社殿は春日局の寄進により造営されたものだそうです。
まずは、白いビルをバックにした拝殿でお参り。
柱などにある彫刻がとても立派です。ご祭神は応神天皇で、運気UPのご利益があります。
また、近くに246号線が通っていることから、交通安全も見守って下さるそうです。
境内のすぐ脇には、金王桜が植えられています。源頼朝が、戦で討ち死にした金王丸を思い植えたという伝説が残っています。
この日は既に葉桜でしたが、一重と八重が一枝に混ざって咲くという、とても珍しい桜として、江戸三大桜の1つに数えられています。
桜の時期には大勢のお花見客で境内は大賑わいだそうです。
ご本殿にしっかりとお参りをしたら、続いて玉造稲荷へ。
実はこの玉造稲荷こそ、都内最強の金運UPスポットと言われているそうです。
初詣の時には、大行列ができることで有名なのだとか。
この日もサラリーマンらしい方が、何人もお参りしているのを見かけました。
私もご利益を願い、しっかりとお願いしてきました。
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じっくりと境内をお参りしたら、続いて宝物館へ。
こちらには、映画「天地明察」に出てきた「算術絵馬」を含め、貴重な資料が無料で拝見できます。
同じ建物の中には、お神輿も展示されています。
2台あるお神輿のうち、今は使われていない古いお神輿は、何と鎌倉時代のものなのだとか。
しかも、江戸時代にお祭りの担ぎ手が、鎌倉の神社からこの地まで、担いで持ってきたという言い伝えが残されています。
この時代のお神輿としては最古のものだそうで、細工が美しく、当時の技術のすばらしさが感じられる見事なお神輿です。
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一方、隣にあるお神輿は、昭和に入ってから作られた、牛車型のもの。金王八幡宮は9月に行われるお祭りも有名な神社で、渋谷109のあるスクランブル交差点を通行止めにして、お神輿が一同に集まる壮大なお祭りが毎年開催されています。
他にも、境内にはパワースポットと名高い、渋谷城で使われていたという砦の石があります。
長い年月、移り変わりの激しい渋谷を見守ってきたパワーストーンということで、この石を撫でていく参拝者も多いそうです。
さいごに
人で溢れかえる渋谷からは想像もできない、静寂で厳かな雰囲気の神社です。
緑いっぱいの心地よい空間には近隣のサラリーマンたちが絶え間なく訪れていて、都会で働く人たちにひと時の休息を与えてくれる存在なのかな…と感じました。
実はお参りをした後すぐに、新しいお仕事の話が!早速ご利益をいただけた!?
ORION
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