縁結びの神社と言えば、出雲大社!
ただ、都内に住んでいると、なかなか出雲までは気軽に行けないですよね。
そんな時は、都内の別院を訪ねてみるのがオススメ♪
東京には有名な神社仏閣の「東京別院」や「東京分祠」がたくさんあります。
出雲大社にも分祠があるというので、早速訪ねて御朱印をいただきました。
出雲大社東京分祠の御朱印と御朱印帳
初穂料300円
朱印だけというのが多い神社系ですが、こちらは美しい文字で神社の名前を書いてくださいます。
御朱印の受付時間は参拝時間と同じ、午前9時から午後5時までいただけます。
御参拝時間、御朱印の授与時間共に、午前9時から午後5時まで。
御朱印は、神殿の右手にある小窓が受付。
チャイムを鳴らすと、神職の方が出てきてくださいます。
ちなみに、こちらでは御朱印帳を忘れると、紙でのお渡しはいただけませんのでご注意ください(うっかり忘れて、取に戻りました…(汗))。
左手の頒布所では、お守りや絵馬に加えて、出雲大社オリジナルの御朱印帳も授与していただけます。
出雲まで行かなくても出雲大社の御朱印帳が購入できるのは、嬉しいですね。
御朱印帳 1,500円
出雲大社東京分祠のアクセス方法
【電車の場合】
東京メトロ日比谷線 六本木駅 2番出口より徒歩1分
都営地下鉄大江戸線 六本木駅 7番より徒歩5分
【バスの場合】
渋谷駅より、都バス「都01」「RH01」にて約10分
「EXシアター六本木前」停留所より徒歩2分
【車の場合】
駐車場あり(無料)
2台ありますが、傾斜地のため、車種を選びます。
近隣にコインパーキングもあり。
出雲大社東京分祠は六本木ヒルズの近く!
出雲大社というと、豊かな緑広がる厳かな神社というイメージがありますよね。
その直轄の東京分祠ということで、どんな場所にあるのかな…とネットで調べてみると、検索結果はまさかの六本木!
しかも、六本木ヒルズのすぐ近くということが判明しました。一体どんな場所なのだろう…と、ドキドキしながら向かいます。
東京メトロ日比谷線の六本木駅を降り、2番出口を出て明治屋の前を渋谷方面に歩いていきます。
ファミリーマートがある最初の路地を右折。
しばらく歩くとすぐ左手にあるのですが、注意深く見ていないと、ビルとビルの間に挟まれて違和感のない社殿のため、うっかり見逃してしまいます。
目印は、紫色の幟と、しめ縄。ここが神域の入口となります。
一礼してしめ縄をくぐり、参道となる階段を上がっていきます。
神殿は、まさかのビルの3F。
さすがは六本木の神社! 2Fの踊り場にはベンチがあり、見上げると神殿の屋根と、その後ろにそびえ建つ高層ビルが見えます。
反対側にも、何とも都会的な景色。
足の悪い方など階段の昇降が困難な人は、駐車場の奥にエレベーターがあります。
呼び鈴を鳴らせば、対応していただけるようですよ。
ちなみに、境内はベビーカー完全禁止で、エレベーターのすぐそばにベビーカー置き場が用意されています。
3Fに到着すると、平日の日中だというのに、結構な数の参拝者が。
その大半が女性でした。
さすがは縁結びの神様ですね。私も早速、参拝します。
出雲大社東京分祠の御祭神は出雲大社と同じく、大国主命。たくさんの神様の中でも、最も強い縁結びの御利益があると言われています。
他にも、家内安全、病気平癒、厄除けなどの御利益もあります。
また、出雲大社東京分祠は、東京でいち早く神前結婚式を行った神社でもあり、今日でも神前式が行える神社として人気があります。
神殿に参拝する前に、まずは手水舎で手と口を清めます。手水舎も「まさか」の、水が自動でした。
手を清めると、すぐ隣には「祓社」というお社があります。
看板には「参拝者の心身を清めるお社です、ご神殿参拝前にお参りください」という文字。
お参り慣れをしているらしき女性も、先にこのお社の前で拍手を打ってお参りしています。
私もまずは、こちらにお参りをしました。
続いて、神殿の前へ。参拝方法は、出雲大社と同じ、二拝四拍手一拝です。
参拝を終えたら、御朱印をいただきます。
出雲大社東京分祠について
正式名:出雲大社東京分祠(いずもおおやしろ とうきょうぶんし)
明治11年に、出雲大社の国造(祭祀を司る神職)であり、政治家・実業家でもある千家尊福氏が、神田神社の社務所内に出雲大社の東京出張所を設けたのが始まりです。
その後、一旦は麹町に移転された後、明治16年に現在の地に鎮座しました。
うさぎの絵馬や置物がカワイイ♪
ビルに囲まれた大都会にあり、冷たい感じの神社なのかな……と思っていましたが、境内でほっこりするものをたくさん発見しました。
例えば、大国主命のイメージから、うさぎシリーズ。
こんなかわいい絵馬や、
境内に置かれた、キュートな置物。
さらに、絵馬を書くためのペンがカラフルな上、ペン立てまでとってもかわいいのです!
豊かな緑はありませんが、近隣の人にとっては、心のオアシスのような神社なのだろうな…と感じました。
ORION