美しい長岡京の自然の中で、地域の方々に「天神さん」と呼ばれ、愛されている神社があります。
学業の神様が祭られている天満宮なので、合格祈願に訪れる人も多いです。
今回は、紅葉狩りや桜、つつじの名所であり、有名な学問の神様・菅原道真を祀る長岡天満宮で御朱印をいただいてきました。
紅葉狩りには少し早い時期でしたが、周りの風景などもご紹介したいと思います。
長岡天満宮の御朱印
初穂料 300円
御朱印帳 1000円
御朱印は社務所にて頂くことができます。
御参拝時間
社務所受付時間(4月~9月) 9:00~18:00
(10月~3月) 9:00~17:00
アクセス方法
- JR長岡京駅からの行き方!
JR長岡京駅の西口に降りたら、目の前に真っすぐの道が見えますので、真っすぐ進んでください。
20分ほど歩くと道の突き当りに長岡天満宮が見えます。
歩いて20分と時間がかかりますが、長岡京独特のタケノコのオブジェや、長岡京があったことを示す石碑などが見れて飽きないです!
- 阪急 長岡天神駅からの行き方!
阪急長岡天神駅西口から降りると、小さな繁華街のような場所に出ます。
左側に進むと踏切があり、踏切のある道へ出たら右に曲がり、徒歩10分ほどで長岡天満宮に到着です!
御由緒
御祭神は、平安時代の優れた詩人、学者であったことから学問の神として有名な菅原道真です。
平安時代、この長岡天満宮周辺は菅原道真の所有地であり、たびたび在原業平などの仲間と遊んだなど、菅原道真にとても縁のある土地だと言われています。
また、菅原道真が大宰府に左遷された際にはこの場所に立ち寄り「我が魂、長くこの地にとどまるべし」とこの地を離れることを悔やんだそうで、その時に菅原道真が自作の木造を祀ったのが始まりと言われています。
天満宮と言ったら…牛?
天満宮と言ったら学問の神様として有名ですが、天満宮に訪ねた際に、一番初めに探してしまうのは『撫で牛』ではないでしょうか。
撫で牛を撫でると撫でた箇所が良くなる。と言われており、私はよく頭を撫でていました。
もちろん、この長岡天満宮にも撫で牛があるのですが、なぜ多くの天満宮で撫で牛を見かけるのかご存知でしょうか。
天満宮の御祭神である菅原道真は、承和12年(845)の丑年生まれであり、また延喜3年(903)2月25日の丑の日に亡くなった。と言われており、この他にも何かと牛と縁があったことから、全国の天満宮で牛が奉納されるようになりました。
そんなことも考えながら、ぜひ撫で牛をたくさん撫でてみてください!
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今回は、紅葉狩りの季節に訪れましたが、長岡天満宮を4月ごろに訪れると、あたり一面真っ赤な花が咲いているそうです。
この花は『きりしまつつじ』という花で、長岡天満宮に植えられている「きりしまつつじ」は樹齢百数十年と言われているご長寿のつつじだそうです。
とても美しい絶景が見れるそうなので、見ごろの4月に訪ねてみたいです。
八条が池
鳥居をくぐってすぐに見えるのは両サイドの広いお池ですよね。
この池は寛永15年(1638)に当時の領主である八条宮が造るように命じてできたお池です。
池にはたくさんの美しい植物や、白鷺などの生物が居ることがあり、見ていて楽しさもあるのですが、少し遠くのほうに視線を移すと紅葉や春にはつつじのみならず、満開の美しい桜が見れるそうです。
有名なあの場所から移築!?美しい朱色の御社殿
ここ、長岡天満宮の美しさは自然や植物だけではありません!
長岡天満宮の見どころは建物にもあります。
御社殿を見て頂けるとわかるのですが、御社殿は美しい朱色をしており、とても迫力があるんです。
この御社殿は昭和16年に京都の平安神宮の御社殿を移築したもので、朱塗りの拝殿は元からあった拝殿を増改築したもので、平成10年に完成しました。
朱塗りの美しい本殿と、背景の長岡京の自然とのコントラストがとても美しいです!
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その他、周りには長岡稲荷大明神。
中小路宗城像と中小路宗康像。
手水舎があります。
長岡天満宮の本殿の下には、レストランがあるのでお腹がすいても大丈夫です。
この↓レストランはからくり時計があるので、お子さんが喜ぶかも?
風景も楽しみつつ、お参りしてみてください。
紅葉庭園 『錦景苑』
長岡天満宮には、平成19年に完成した紅葉庭園『錦景苑』という庭園があります。
紅葉狩りには少し早い時期でしたが、次回は色とりどり、大小さまざまなの紅葉を四阿に座って満喫したいです。
今回は秋に訪ねてみましたが、長岡京は夏になるとかなりの暑さになるので、夏に訪ねたい方はこまめに水分補給して楽しんできてくださいね!
さいごに
長岡天満宮の美しい自然の数々を見ていると「我が魂、長くこの地にとどまるべし」と言った菅原道真の気持ちがわかる気がしませんか?
この自然の中、在原業平などの仲間たちと、遊び、楽しんだ菅原道真の姿を思い浮かべてお参りしてみてください。
もしかしたら、平安時代の方々の賑やかな笑い声が聞こえてくるかもしれませんよ。
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