平城京、平安京は有名ですが、平城京の後10年だけ都が置かれていた場所があります。
その場所こそが、今回紹介するお寺のある「長岡京」です。
長岡京は自然が豊かで春夏秋冬の美しさがたくさん体感できる土地です。
そんな長岡京で紅葉の名所として有名な光明寺で紅葉を楽しみながら御朱印を頂いてきました。
今回は光明寺の御朱印を紹介したいと思います。
光明寺の御朱印
御朱印代 300円
御朱印の授与所
受付にて御朱印を受け取ることができます。
また、お隣の粟生観音寺の御朱印も頂くことができます。
御参拝時間
御影堂は9:00~16:00まで
総門の閉門時間は紅葉期以外18:00までです。
アクセス方法
- JR長岡京駅から
JR長岡京駅で下車し、西口のバス停から阪急バスJR長岡京行に乗車、「旭が丘ホーム前」で下車してください。
- 阪急電車 長岡天神駅から
阪急電車 長岡天神にて下車し、阪急バスJR長岡京行に乗車、「旭が丘ホーム前」で下車してください。
西山浄土宗総本山 光明寺の御由緒
正式名 報国山念仏三昧院光明寺
承安5年(1175年)3月に、浄土宗を開いた法然が初めて念仏の教えを説いた地と言われており、その事から「浄土門根元地」とも呼ばれています。
建久9年(1198年)に法然上人はこの地に「念仏三昧堂」を建立したのが報国山念仏三昧院光明寺の始まりと言われています。
御影堂(本堂)
御影堂とは、通常の寺院では本堂と呼ばれる建物で、御影堂の屋根は独特の形をしていてとても美しいです。
しかし、御影堂は応仁の乱など、たびたび火災に遭っており、現在の建物は宝暦4年(1754年)に再建されたものです。
また、この御影堂の内部、中央には法然上人作の「張子の御影」が安置されています。
この「張子の御影」は法然上人が母から送られてきた手紙を水に浸して自ら作ったものだと言われています。
昭和天皇お手植えの松
御影堂の右側にどことなく上品な佇まいをしている松が立っております。
この松は昭和天皇がまだ皇太子だった頃に光明寺を訪ねた際にお手植えになった松です。
法然上人立教開宗の像
御影堂の左側には立派な佇まいをしている銅像を見ることができます。
この銅像の方こそ浄土宗の開祖・法然上人です。
この銅像は法然上人が誕生して850年を記念して、昭和57年(1982年)に作られたものです。法然上人との縁の強さを感じますね。
観音堂
参道を歩いているとひっそりとたたずむ小さなお堂があります。
このお堂は観音堂と呼ばれ、もともとは重要文化財に指定された「十一面千手観音像」が祀ってありましたが、重要文化財に指定された際に京都国立博物館に寄託されています。
現在、この観音堂に祀られている十一面千手観音は、光明寺のお隣の子守勝手神社の境内にある粟生観音寺の御本尊を光明寺にてお祀りしています。
粟生の方々に大切にされている観音様ですので、ぜひお参りをしてみてはいかがでしょうか。
庭内は広く見どころがたくさんあります。
国光大師火葬の跡
塩田紅果の句碑
経蔵と法然上人袈裟掛の松
秋の紅葉
粟生に行く日にちが決められるのでしたら、ぜひ秋に行く事をお勧めします。
紅葉の時期は、特別入山で500円です。
京都には多くの紅葉の名所がありますが、なかでも、この光明寺は山全体が真っ赤に色づき圧巻です!とても美しい景色の中、境内を歩くことができますので、秋の光明寺はおススメです!
お参りが終わると帰りはお土産屋さんでにぎわっています。
光明寺のすぐ近くのもみぢの里でうどんを頂いてきました。
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私は、JR長岡京駅から長岡天神駅までお散歩してから、バスに乗って「旭が丘ホーム前」で下車。をお勧めします!
長岡京はタケノコが有名ですので、歩きながらよーく見るとタケノコの形のモニュメントなどが至る所にあったり、京都市のようにきれいな真っすぐの道が見れたり、幻の都・長岡京があったことを示す石碑が立っていたりします。
幻の都・長岡京をじっくり楽しみたい方はぜひJR長岡京から長岡天神駅までの間、お散歩してみてはいかがでしょうか。
さいごに
美しい自然に囲まれ、秋になると美しい紅葉を見ることができる光明寺。
きっと昔から変わらずに美しい景色を見せているのだと思います。
秋の美しい紅葉を法然上人も見ていたと思うと、ロマンを感じますね。
幻の都で、法然上人も愛した景色をぜひ見に行ってはいかがでしょうか。